俺様彼氏はShy Boy?


『絶対に別れない』


そう書かれていた海斗からのメッセージ。


あたしが欲しいのは、そんな言葉じゃない。

そう思うのはあたしの勝手だよね。

自分から信じられないと言って、別れると言って逃げ出しだんだ。


何度か話しかけられた。

待ち伏せもされた。

だけど、あたしは海斗の顔を見ることができなかった。


「…おまえ、いい加減に」

「未来、行こ!?」


海斗に話しかけられても、あたしはそうやって海斗から逃げてばかりだった。


周りは『痴話喧嘩?』と騒いでいたのも最初だけで。

いつの日にか『別れた?』そう言われるようになるほど。

あたしは海斗を見ることがなくなったし。

海斗からもあたしに話しかけることがなくなっていった。



このまま自然消滅。



あたしたちの関係は、そう思われていた。


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