俺様彼氏はShy Boy?
役不足どころか。
未来がいなかったら、あたしはこうして教室にだっていられなかった。
学校にすら来られなかったと思うよ?
「そんなわけないじゃん。未来がいてよかったって、いつも思ってるよ?」
「ホントかな…」
「もちろんですよ未来さん。
だって、未来がいなかったら…未来のから揚げが食べられなくなっちゃうもん!!」
机の上に広げられた未来のお弁当箱から、最後のから揚げをフォークに刺して口へと運ぶ。
「う~ん、おいし!!」
「あたしはから揚げにも負けたのね…」
ガクリと肩を落として、不貞腐れた顔をする未来に。
あたしはアハハっと声を出して笑った。
「ムカつく」
その言葉を同時に、ムッとした未来からあたしの頭にチョップが飛んできた。
「痛い…」
涙目のあたしをキリッと睨んだままの未来。
「怒った?」
「………」
「未来、ゴメン…ね?」