俺様彼氏はShy Boy?


「比奈には真実を…」

「おまえが面白がってるだけだろ!?」

「まあな、そうだけど」


ミッチャンにからかわれてる海斗が可愛いと思ってしまったことは。

海斗にはナイショにしておかないと。

きっと、元カノさんもこんなふうに海斗のことを弄っては遊んでいたのかもしれない。


「…朝から、元気ね」

「未来!!」


少し呆れ気味の未来の声に、あたしは勢いよく振り返ると。


「比奈、おはよ」


優しく微笑んでそう言ってくれた未来に、あたしは思わず抱きついた。


「比奈…」

「ん?」

「よかったね」


ポンポンと優しいく頭を撫でてくれる未来に、目頭が熱くなっていく。


「…ありがと」


やっぱり、最後まで未来には迷惑を掛けてばかりで。

未来があたしを突き放してくれなかったら、こうやって海斗の隣に戻ることはできなかったんだと思う。

あたしに、海斗に歩み寄る勇気をくれたのは、未来だよ。


「で、何があったの?」


いまだに言い合いしてる二人に、小首を傾げる未来は。

あたしの持ってるっ写真に気がついて、ヒョイッとそれを取り上げた。


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