誠の誓い
浪士組に入隊し、ふたつき


最近、永倉と同室になった

永倉の補佐をするため、小姓になったのだ




「由縁に宜しくな!」

「はい! 行ってきます!!」








永倉に見送られ、笑顔で出掛けて行った















縁が帰って来たのは、夕餉前


「よぅ ゆっくり話せたか?」


「はい!!永倉さんの事もしっかりと!
由縁も会いたいって、言ってましたよ!」


「そうか 非番が重なりゃ
俺もついていくのによぉ~残念だ」


「あっ!俺達、道場で育ったんですけど
浪士組に興味ある奴がいるそうです!」


「お前、道場で育ったのか!?
それで鍛えてんだなぁ~
そういや、由縁も強えって…」


「由縁の方が強いんです」


「んなこと言ってたなぁ~
今度、由縁が来るときは屯所に呼べよ
その興味ある奴連れてさ!
土方さんには、俺から言っておくよ!」


「はい!宜しくお願いします!」









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