誠の誓い
酒の力
近藤 伊東の遠征に山崎が同行することになり


縁は、監察方に戻った



沖田も体調が良くなっていた





張り込みなどで、ほとんど屯所に戻らない

縁から、文を預かった平隊士が

土方の部屋へ来たとき

巡察の報告に来ていた永倉がいた



文を開き、見る土方

裏から透けて見えた字に、固まる永倉



ガシッ



「なんだよ!威かすな!読んでんだよ!」

「この字……」

「縁の字だろ」

「違う……この字…」

「巡察から帰って早々だが
総司のとこに、ついていってくれ」

「…おう!」





(由縁の字だ……間違いない…)





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