キスラバーズ 〜新〜
一目惚れ
入学式までに、前髪を伸ばして目を覆い隠した

普通に、ただ静かに過ごしたい

机に突っ伏して、軽く目を閉じる

眠い

浅い眠りにつく

ガラッ!

ドアを勢いよく開ける音に苛立ち、トイレにでも行こうと、教室を出る

特にトイレ行きたいわけじゃ無いし、戻るか…

来た道を引き返し、教室に入ろうとするが…小さな背中が道をふさいでいた

…小動物みたいだな、入れないんだけど

「…ねぇ、ちょっと。通れないんだけど。どいて?」
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