冷徹な君が振り向くまで。
「 氷の龍成くんとやらのお家に1週間も、お世話になるんだったら龍成くんを落とす勢いで行っちゃえばいいのよ〜!」
「おい、真希。何言ってんだよ」
「落とす...??むり!!!むり、!!」
落とすって何〜〜〜〜(泣)
全然喋らない無口の無愛想の男の人を
こんな憂紗がおとすなんて難題すぎる。
「憂紗、可愛い下着とか部屋着もってるの?」
「ん〜〜。」
「まず、落とす落とさないの以前に。仮にも男の子のお家に泊まる訳だし、見られても良いような物を揃えるべき。」
あ、そっかあ。
私の部屋着とか下着なんて子供っぽい物ばっかりだからなあ、、そんなの見られたくないなあ。
「さっそく 今日の放課後 揃えにgoだね♪ 」
「うん!!真希ちゃんよろしくお願いします」
「あ、慎之介くる?一応男だし意見きかせてよ」
「あ〜〜〜。俺パス。女の下着屋なんて入れねーよ(笑)」
そりゃそうだよね。私だって男の人の下着売ってるところに入るのすこし恥ずかしいし。。
「慎之介くん、また今度一緒に遊ぼうね!」
「おーう。まっかせろー」