君と笑いあえる日まで
第二章 悪夢の始まり
私は中学1年生の夏まで八柳の属するグループにいた。

「京妃~!今日、遊びに行こ!」

「うんっ!どこ行く?」

「おーっ!俺らも一緒に行く~」

「えー男子もー?」

「京妃…お願い!」

そう言って、麻里奈が言ってきた。

麻里奈ってのは、八柳の名前。

「あぁ 笑 うん!いーよ」

「ありがと!京妃!」

いつものようなたわいない会話。

幸せだった…

この日の放課後までは。
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