居場所〜あなたにもある〜
〝気がついたね。俺には出来なかった。美月の居場所を作ることを。でも結城さんは作ってくれた〟

〝もう美月は1人じゃない。みんなと笑ってくれ・・それが俺の幸せであり、願いだよ〟

フッと頭を撫でられた気がした

『聖夜・・』

〝美月今まで俺を愛してくれてありがとう。幸せになってくれよ?〟

『聖夜!聖夜は居場所を作れなかったって言ったけど、聖夜の隣が私の居場所だった!幸せだったよ!!』

〝ふっ・・ありがとう。ほら美月呼んでるよ・・戻りなさい〟

後ろから誰かに呼ばれていた
< 103 / 108 >

この作品をシェア

pagetop