Where it is stuckー滞っている場所ー

情報共有

「・・・・」


事務所に帰ってきて、情報共有。


だが、以外にも、リビングの中は、驚くほど静まり返っている。


「まじで?」


平子が、口を開く。


こくっと、高崎がうなずく。


「防犯カメラには、相田さんも望月も写ってませんでした。」


皆、落胆したようにため息をつく。


「相田さん、あの商店街ではかなり嫌われていたようですね。」


蕨は、腕を組んでソファに座り込んでいる。


「相田さんの名前を出しただけで、皆さん逃げてしまって、、、」


「ああ、こっちもそうだった。」


平子は、さらに落胆したようだ。
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