ほんとは優しい私のオオカミ ②

文化祭③




空「るーーーなーーーー」




いつも通り空のこえで目が覚める。




昨日は、あの後も準備をしてから倉庫に帰った。



隼人はだいぶ頑張っていたらしくヘトヘトになって帰りの車に乗るや否やすぐに寝てしまったそうで。





翔の隣でさあ寝ようと思ったとき、ふとずっと気になっていたことを聞いた。




瑠奈「ねえねえ。文化祭っていつなの?」



翔「...明日」



瑠奈「え!?」




翔はそれっきり寝てしまった。




うそでしょ。急すぎる、てか、わくわくする!楽しみすぎて寝れない。




とか、思っていたけれど普通に寝てしまった。






空「瑠奈ー。ちょっともうみんな起きてるよー」




はっ!




瑠奈「文化祭!!」




空「そう!文化祭!行こ」




翔はまだ、寝ていたけれど私が全力で起こして車に押し込んだ。




時刻は8:30。



いつもよりはるかに早い時間。



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