ほんとは優しい私のオオカミ ②
メンバーの人もあたりを見回す。
黒狼幹部が全員あたりに散らばり警戒態勢に入ったが、数分たっても何も起きずにいた。
バイク慣れしているメンバーが何人も転倒するなんてあまりにも不可思議だ。
翔「様子をみてくる。瑠奈はここで待ってろ」
瑠奈「う...うん」
ついに翔が車から出て離れたのを合図かのように、一斉に暗闇から黒服の男たちが大勢で襲い掛かってきた。
瑠奈「翔!!!」
急いでドアを開けようとしたが、翔の方が行動が早かった。
翔「瑠奈を安全なところへ連れてけ!」
「はい!」
そういわれた運転手のタクヤが勢いよくアクセルを踏んだ。
瑠奈「翔!!?」
翔「必ず、迎えに行くから待ってろ!」
言うと翔は向かってきた敵襲の中に飛び込んでいった。