コント空腹彼女
空腹彼女(2)
喫茶店。

みよ「やべぇ、超腹へっちったよ~」

斎藤「何か食べればいいんじゃない?」

みよ「悪魔の誘惑ね」

斎藤「悪魔じゃないよ」

みよ「悪魔斎藤ね」

斎藤「普通の斎藤だよ」

みよ「普通の斎藤の悪魔ね」

斎藤「どうしても悪魔にしたい訳ね」

みよ「したい」

斎藤「じゃあ、勝手にすれば。ウェイターさ~ん」

みよ「冷た。氷河期より、冷た」

斎藤「氷河期体験したことあんのかよ」

みよ「ある。」

斎藤「ねぇだら」

みよ「どっちかつぅと、ある」

斎藤「絶対ねぇだら」

みよ「まあな」

斎藤「どうして嘘ついたのよ」

みよ「斎藤くんが好きだからに決まってんじゃん、バーカ」

斎藤「全然つながんないわ」

みよ「あ~、腹ペコだ~、ペコリンコ星人だ~」

斎藤「ペコリンコ星人てなんだよ。ペコリンコ星から来たのかよ」

みよ「来た」

斎藤「来てねぇだら。どこにあんだよ」

みよ「水星と金星のあいだ」

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