甘くせつなく
第4章 俺のもの
長谷川さんに断った、いい話だったけど残念そうにしてたけど

私念願の一般事務に潜り込ませてくれた。

そう あの柳原の会社に

「結羽、よかったね、やっと一緒に」

「うん、先輩よろしくお願いいたします」

「でどうする?今日同期集めようか?」

「ごめん、今日予定あるんだ、また今度ね」








「柳原社長、今日のスケジュールです」


「ん?な なんだこのふん刻みは、俺様を過労死させるのか?」

「それ有村さんがスケジュールしてくれてたものですが」

「・・・・・・・・・」

有村、どこに行ったのか?長谷川のとこか?
まさかな?
笑ったり、しかめつらしてみたい
見てあきないと秘書は思った


「あ むしゃくしゃする、ぐ・・・・」




長谷川さんが・・・・
「どうかな?柳原、有村さんは?」

「お前が連れて行って何が有村さんは?だよ、おかげでむしゃくしゃしているんだよ、返してくれ、頼む」

「あの話、すぐに断って来たから、お前のところにいるのと」

「じゃあどこへ?」

秘書が「この会社にいます」と


「でも、探さないであげてください、やっと同期と同じ目線にたてたんだし」

「柳原、そうだよ、有村さんに夢くらい見させてもな」

「何がなだよ、あいつの夢は
色んなやつと付き合ってその中から結婚相手見つける事だ、俺様はどうなるのか?」

「また 声かけるか?」



「・・・・・・・・・有村でないと結婚しない、このままでいい」



毎日楽しいけど何か足りない


< 19 / 22 >

この作品をシェア

pagetop