新撰組と闇を抱える少女
私は急いで着替えて部屋から出た


部屋の前では土方が少しイライラしながら待っていた


『着替えたか...
じゃあ行くぞ』


そう言って歩き出した土方の後を私はついて行った


『ここが広間だ
俺が呼んだらお前は入って来い
分かったか?』


私はつい条件反射で頷いてしまった


それを見た土方は少し笑っていた


そして私の頭を撫でて入って行った
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