ガーディアンズッ☆彡


「指切りげんまん、ほら恭弥も」


「……嘘ついたら、針千本」


「飲〜ます! 指切った!」



パッと小指を切ると、恭弥は鬼畜だな、と微笑してあたしを見た。



「……あのさ」


「ん?」



なにか恭弥が言いかけた時、慌ただしく部屋に飛び込んできた数人の男たちに、恭弥がぎょっとしたように口を閉ざす。



「姫ちゃん、目を覚ましたって……あれ、恭弥?」


「っ、ちが! これは、別に、その」



焦ってるし。


やっぱりあたしとふたりきりじゃないと、素直な恭弥は見られないらしい。


仕方ないなあ、とフォローしてあげることにする。



「あたしが気持ち悪くて、恭弥が背中さすってくれてたの」



ちなみにまだ吐き気は続いている。


しかし吐けそうにないのは変わらないので、とりあえず猛烈に具合が悪い。
< 297 / 428 >

この作品をシェア

pagetop