もしも君を愛すなら……。
彼の傍に、居たいと思ってしまった。


彼に、覚えていて欲しいと、願ってしまった。


そして、彼との嘘の交際が始まった。


楽しかった。


幸せだった。


お昼休みに一緒にご飯を食べたことも。


休日、カフェに出掛けて、遊園地に連れていってくれたことも。
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