シンデレラは恋に臆病
自分でもズルい男だって思う。

退路を断って彼女を落とそうとしてるのだから……。

「結婚式には呼ぶよ」

友人の沢田に言った言葉に嘘はない。

他の女なんて眼中になかったし、彼女以外に興味を持てる女性には巡り会えないと思った。

そう……城野真優はこの世にたった一人しかいないのだ。

気になってたピアスの件を聞けば、送り主は彼女の兄で、しかもその兄は俺の先輩だった。

その話を聞いたとき、ホッとしたと同時に運命的なものを感じた。

もう真優を手に入れることしか頭になかったのかもしれない。

彼女を自宅マンションに連れていくと、彼女と初めて身体を重ねた。

全ては俺の計画通り。
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