あの夏に僕がここへ来た理由



ひまわりは良平達が早く帰ってくれないかと、心の底から思っていた。

良平はさくらのように上手く騙せないことは分かっていたので、ひまわりが上手にかわしていくしか方法はない。
それでも、しつこく、海人に質問を浴びせる良平が疎ましく思えてならなかった。


「良ちゃん達は、いつまでここに居るの?」



「3日くらいかな。

今日はこの後、ちょっと観光して、明日からはずっと海三昧の計画」


良平は縁側から庭を眺めて言った。


「あれ? 庭が綺麗になってんじゃん」



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