俺様社長の気持ち、君に届け
卒業式の余韻を楽しむ事なく
次の日には、
「社長自ら、売り込みですか?」
「俺が育てるからな、愛弓は」
「じゃあ商売品に手をつけないでくださいよ」
「・・・・・・・・」
この社長、愛弓を懐に入れようとあのてこのてと手を尽くし始めるって・・・・・
「愛弓、挨拶回りだ、行くぞ」
「は~い。」て
電車を乗り継いで
会社関係に行った
「愛弓です、本格的に始めます。よろしくお願いします」て深々と下げた
最初は雑誌モデルから始めようと、雑誌社と契約した
「愛弓さん、頑張りなさいよ」
返事をして、椅子から立ち上がりお礼を言った
「風祭社長も人が悪いな、こんな可愛い子隠しておくなんて」
「隠していたわけでもないんだが」