管理人は今日も憂鬱(イケメン上司と幽霊住人の皆さん)
「お留守の方が多いようですね」
「知らないのか??」
ポカンとする蒼真。
「何がです??」
「知らないんなら、その方がいいかもな」
「そういえば家賃の支払いって、振り込みなんですか??」
「契約書に書いてあるだろう」
それはそうだ。
ただ、入居者側で見るのは必然だけれど、あまりこういう書類に目を通すのは得意ではなかった。
「基本、手渡しだ。アパートやらハイツは」
蒼真の部屋は2階で階段を上がってすぐだった。