HERO
健を着替えさせ、朝ごはんも済ませて、いざ!しゅっぱぁつ!
電車に揺られること、約1時間。
けっこう遠かったけど、なんのその!だった。
ただ、到着したものの、どこにどうしたらいいものやら…
勝手に入っちゃマズイよね。
そう思って遠くで人が集まっていそうなところを見つめていると、突然、足元で健が…
「ぎぃやぁぁぁぁ~!!!!!」
「えぇっ?!どぉしたの?なに?」
「か…かかか…怪人がぁ… うわぁぁぁぁ!来たぁ~!!!!!」
…怪人?って…
うわっ!
ほんとだ!
走ってきたぁ!
「なにぃ? いやぁ~っ!」
健の手を掴み、私も走って逃げる!
逃げる!
…逃げる?
……ひょっとして?
「ちょっと…! 待てぇ~!」
あ…やっぱり。
怪人は藤居くんでした。
電車に揺られること、約1時間。
けっこう遠かったけど、なんのその!だった。
ただ、到着したものの、どこにどうしたらいいものやら…
勝手に入っちゃマズイよね。
そう思って遠くで人が集まっていそうなところを見つめていると、突然、足元で健が…
「ぎぃやぁぁぁぁ~!!!!!」
「えぇっ?!どぉしたの?なに?」
「か…かかか…怪人がぁ… うわぁぁぁぁ!来たぁ~!!!!!」
…怪人?って…
うわっ!
ほんとだ!
走ってきたぁ!
「なにぃ? いやぁ~っ!」
健の手を掴み、私も走って逃げる!
逃げる!
…逃げる?
……ひょっとして?
「ちょっと…! 待てぇ~!」
あ…やっぱり。
怪人は藤居くんでした。