アメトムチ。
別に、会って二人で一緒に何かしたいわけじゃない。
ただ・・・違ってもいいから、そばにいられれば・・・。
その場にののさんがいるって分かるだけで、私は安心する。
だから、彼が仕事に没頭して、私のことをほったらかしにしても、全然構わない。
そんな状態にされて、最初は「え。なにこれ」って思ったけど、そのうちその状況を私は・・・受け入れてる。いつの間にか。

仕事中の彼が好き。
ゲームの世界に入り込んでる彼が好き。
集中してるときは誰にも目が行かないのに、実は私のことをさりげなく気にかけてくれてる彼のことが・・・好きなんだ、私。

行き着いた自分の考えにビックリした私は、思わずその場に立ち止まってしまった。

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