先生の彼女です。2nd
「あ、翔琉先生!」



「ごめん遅れた」




途中看護士に心配そうに声をかけられた




「咲、深呼吸」


「いた、いっハァハァッ」




「大丈夫。焦んないで」





診察室についてベッドに座らせる



「注射するよ、我慢ね」



「やッ」





いやいやと首を振る咲をよそにぱぱっと注射を用意する




「力入れてると痛いからな?」



「いやッハァ…いた、いッ」





注射器で薬を投与するとすぐに落ち着いて目を閉じた





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