超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「そそられ……って、やめてよ…。ここ街中だし、そんなことできるわけないから……」

通りの往来は多くて、言う間にも何人もの人とすれ違っていた。

「ダメ…なのかよ?」

尚も言いつのる銀河に、

「ダメ…恥ずかしいし…」

と、答える。

否定しつつも、耳まで真っ赤になっているのが、自分でもわかった。

「なんだ、つまんねえ…おあずけかよ」

言って、一旦はあきらめたように見えた銀河は、

「なんて…な」

言ったかと思うと、人通りのない路地裏にぐいっと私の腕を引っ張り込んだ。
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