超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
三日月の気持ちを察したらしい流星が、「くっ……」とだけ、声を漏らす。

「銀河…目ぇ覚ませよ? なぁ…寝てるおまえなんて……見たくねんだよ……」

流星が、握りしめたままの拳を、震える自分の唇にあてる。

「リュウちゃん……もう、行こう…ね?」

天馬が、流星の背中を支え、そう促す。

「…理沙、銀河を頼みます…。私たちも、できる限りここへ来るようにしますので、

どうか、彼に付いてやっていてください…」

軽く頭を下げる三日月に、「はい…」と、答えたーー。

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