超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「いいじゃない…キスぐらい、させてよ?」

妖しい色を宿した銀河の目を、真正面から強気にとらえた。

「なんだよ、理沙…おまえ、もうずいぶん素直になったと思ったのに、まだそんなに気ぃ強いの、残してたのかよ…」

私をじっと見下ろして言う銀河に、

「あたりまえじゃない」

と、言い返す。

「だって、気が強いのは、もともとの私の性格なんだもの…そう簡単に、全部なくなるわけなんか、ないでしょ…?」

強気さを表に押し出したままで続ける私に、

「ふぅ~ん…?」

と、銀河がわざとらしく語尾を上げた。
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