超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「俺は、うれしいぜ? おまえと、こうしていっしょにいられてさ」

あまりにも揺るぎない想いをぶつけられて、顔が赤くなってくるのが隠せない。

「理沙の口からも、聞かせろよ…」

コーヒーカップを持ち上げたままで、銀河が私の答えを待つように、じっと視線を向けてくる。

「……うれしいよ…私も。…だって、銀河のこと……」

と、向けられている視線をとらえる。

「……大好き、だから」

言うと、不意をつかれた彼の目の縁が、うっすらと朱色に染まった。
< 7 / 50 >

この作品をシェア

pagetop