愛されることを知らない孤独なお姫様
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陸斗に恋してると気づいてから3日がたち、ついに海へ行く日になった

「陸斗!!!起きて!」

相変わらず私たちは一緒に寝ている

まぁ、私のせいなんですけどね...。

「もう少し...」

寝起きの低い掠れた声で呟かれ一瞬クラッとするがなんとか体勢を持ち直す

「今日は海に行くんだよ。早く準備しな...キャッ?!」

突然布団の中へ引っ張られ抱きしめられる

「な、な、ななななな?!」

「プッ...動揺しすぎだろ」

人の気も知らないでクスクスと笑ってる

「そ、そんなこと言われても.../////」

陸斗のたくましい腕と胸板に囲まれて動揺しないわけがない

「ほら!準備しなきや!」

赤い顔を隠すため陸斗に背を向ける

「ははは」

ひとしきり笑った後ようやく腕を離してくれた

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