君の中の砂時計

小さな黒猫が道路の真ん中で
横たわっている。



ニャーニャー

泣いているってことはまだ生きている。
道路を渡っている途中の怖くなって
動けなくなっっているようだった。

「おい、助けに行けよ!」
「いや、こんなに車通り多いのに無理だろ!」

みんな人になしつけ合っている。







「助けないと!」

自然と足が動いていた。




< 6 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop