圭哉くんは俺様且つ暴君。
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《小春side》
「小春ちゃん。」
「……あ、翔太くん!」
「これでどうかな?」
「おー!凄い凄い!
さすが、翔太くんセンスある!」
もうすぐ行われるバス遠足でのしおりを私へと見せながら優しく笑う翔太くん。
バス遠足が同じ班って事もあって、あれから気まずくなる事もなく、準備作業などで良く話す。
まさに、世の女子が王子様にしたいNo.1かもしれない翔太くんが私の事を好き…なんて初めは驚いたけど、今思えば女の子なら誰もが即OKしちゃうのかなぁ。
「良かった。他のみんなにも確認して、良さそうなら
これで進めちゃうね。」
そんな翔太くんの言葉にコクコク頷いて笑顔を向ければ、翔太の頬が少しだけ紅く染まる。
あれ……なんか照れてる?
「…翔太くん、顔…赤いよ?」
「っ、そこは気のせいってことにしといてよ。」
なんて、ますます恥ずかしそうに顔を赤くさせるもんだから、何かこっちまで恥ずかしくなってきた。