恋愛結婚させてください!
帰り道、黙りがちな私に
「コムギ、無理して来なくてもいいんだけど。
俺はみんなに紹介したいって思ってる。」とトウマ君が優しく言ってくれる。
「行きます。紹介して下さい。」と返事が出来た。

頑張れコムギ。
昔のオンナに負けるな。と自分で自分に言い聞かせる。

トウマ君はいつもと変わらずに
私を送って、車の中で深くくちづけする。
「コムギは俺のモノ。」とそっと囁く。
私はトウマ君の声にうなずく。

頑張れコムギ。
私はトウマ君の恋人だ。
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