デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~
夢中で、愛する女性のあちこちを愛撫する。
今までの経験が話にならないくらいに頭の中が熱くなって、心臓がいっぱいの幸福感と愛しさで早鐘をうった。
桜はというと、頭や心では嫌でたまらず、逃げたくて仕方がないのに、体が反応してしまう。
情けなくて悲しくて、とうとう泣き出した。
「やだ…シュリさん……こわいの……やめて……」
身を震わせながら、淡く染まった顔を小さく振って、泣き顔で彼を見た。
その様子に、ゾクッと体の奥の何かが煽られる。
「……っは、あ……可愛い……可愛い…………桜……っ」
やめるどころか、ますます狂ったようにその指を桜の肌に埋めた。
少ししてカチン、と小さな音がして、シュリの履いているパンツの留金が外された。
「や……」
顔色を変える。いくら桜が経験がないといっても、その行動がどういうことかくらいは分かった。
「いやっ!た……助けて、誰か!………王様!」
思わずいるはずのない、好きな人の影にすがった。
と、乱暴に体を反転させられ、うつ伏せにされた。
「無駄だって言ってんのが、わかんねえのかよ」
怒りを孕んだ声で、素肌のままの桜の腰をぐい、と持ち上げる。
「優しくしてやろうと思ったのに」
うつ伏せのままの震える背中を、熱い手がなぞる。
「……お前が悪いんだからな」
今までの経験が話にならないくらいに頭の中が熱くなって、心臓がいっぱいの幸福感と愛しさで早鐘をうった。
桜はというと、頭や心では嫌でたまらず、逃げたくて仕方がないのに、体が反応してしまう。
情けなくて悲しくて、とうとう泣き出した。
「やだ…シュリさん……こわいの……やめて……」
身を震わせながら、淡く染まった顔を小さく振って、泣き顔で彼を見た。
その様子に、ゾクッと体の奥の何かが煽られる。
「……っは、あ……可愛い……可愛い…………桜……っ」
やめるどころか、ますます狂ったようにその指を桜の肌に埋めた。
少ししてカチン、と小さな音がして、シュリの履いているパンツの留金が外された。
「や……」
顔色を変える。いくら桜が経験がないといっても、その行動がどういうことかくらいは分かった。
「いやっ!た……助けて、誰か!………王様!」
思わずいるはずのない、好きな人の影にすがった。
と、乱暴に体を反転させられ、うつ伏せにされた。
「無駄だって言ってんのが、わかんねえのかよ」
怒りを孕んだ声で、素肌のままの桜の腰をぐい、と持ち上げる。
「優しくしてやろうと思ったのに」
うつ伏せのままの震える背中を、熱い手がなぞる。
「……お前が悪いんだからな」