デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~
「まあ、それには同意する」
アスナイが形のよい唇に皮肉な微笑をうかべた。
「しかし…この世界に、この国に現れたその『何か』を捕まえなくては、俺もお前も都の地は二度と踏めないんだろ」
「王命だからな」
「無茶言うぜ、俺らの王様も」
嘆息するシュリを、アスナイがたしなめる。
「不敬だぞ、慎め」
「へいへい」
ぺろりと舌を出した相棒を一瞥し、アスナイはふと思案顔をした。
「しかし…お前の言うように、こんなにあいまいで、具体性に乏しい『神告』は初めてだ。よほど得体の知れないものが現れたのか…」
アスナイの呟きの後に、真顔になったシュリが続けた。
「…俺たちの『神』の力の及ばないほどの、遠い世界からの者か、だな」
アスナイが形のよい唇に皮肉な微笑をうかべた。
「しかし…この世界に、この国に現れたその『何か』を捕まえなくては、俺もお前も都の地は二度と踏めないんだろ」
「王命だからな」
「無茶言うぜ、俺らの王様も」
嘆息するシュリを、アスナイがたしなめる。
「不敬だぞ、慎め」
「へいへい」
ぺろりと舌を出した相棒を一瞥し、アスナイはふと思案顔をした。
「しかし…お前の言うように、こんなにあいまいで、具体性に乏しい『神告』は初めてだ。よほど得体の知れないものが現れたのか…」
アスナイの呟きの後に、真顔になったシュリが続けた。
「…俺たちの『神』の力の及ばないほどの、遠い世界からの者か、だな」