MIRACLE 雨の日の陽だまり~副社長との運命の再会~
新しいマンションの中は、まだダンボールだらけで荷解きがまったくできていない状態だ。
私の腕が治るまでのあいだ、樹里は自分のマンションに居候していればいいと言ってくれているけれど。
さすがにずっとお世話になるわけにもいかない。
ベッドやテレビ、テーブルなどの大型家具や家電は引っ越し業者に運んでもらって設置は完了している。
なのであとは細々したものを整理するだけだ。
寝られる状態にさえ整えれば、ダンボールに囲まれながらでも新しいマンションで暮らせるだろう。
そう思い、仕事から帰って少しずつダンボールの中身と格闘していたら、日下さんから電話がかかってきたのだ。
そして、引っ越したことを告げるといきなり訪ねて来られた。
戸惑ったものの追い返すわけにもいかず、部屋にあがってもらうことにした。
ダンボールでいっぱいだし、混沌としているけれど仕方ない。
「すみません。お茶を淹れたいところなんですが……まだキッチン周りのものはダンボールから出せていないんですよ」
「怪我人にお茶なんて淹れさせられないだろ? だから途中で買ってきたよ。キャラメルマキアートとカフェモカ、どっちがいい?」
私の腕が治るまでのあいだ、樹里は自分のマンションに居候していればいいと言ってくれているけれど。
さすがにずっとお世話になるわけにもいかない。
ベッドやテレビ、テーブルなどの大型家具や家電は引っ越し業者に運んでもらって設置は完了している。
なのであとは細々したものを整理するだけだ。
寝られる状態にさえ整えれば、ダンボールに囲まれながらでも新しいマンションで暮らせるだろう。
そう思い、仕事から帰って少しずつダンボールの中身と格闘していたら、日下さんから電話がかかってきたのだ。
そして、引っ越したことを告げるといきなり訪ねて来られた。
戸惑ったものの追い返すわけにもいかず、部屋にあがってもらうことにした。
ダンボールでいっぱいだし、混沌としているけれど仕方ない。
「すみません。お茶を淹れたいところなんですが……まだキッチン周りのものはダンボールから出せていないんですよ」
「怪我人にお茶なんて淹れさせられないだろ? だから途中で買ってきたよ。キャラメルマキアートとカフェモカ、どっちがいい?」