愛されたい、だけなのに



柳先生のとこに帰って来て、本当に良かったのかな?





「…って」


そういう風に考えると、また暗闇に落ちていくからダメだ。


柳先生も、帰って来てくれて嬉しいって言ってたんだから。


その言葉を信じないと。



「…ご飯食べよう」



柳先生が出て行った玄関から、リビングへと足を向かわせた。








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