傍にいてギュッとして
ダメ…殺される。
本能が、そう感じた。
「だからぁ、オレ、人殺ししてないから、な?」
「でもでもでも…!」
「ああウザ。一から千まで言わなきゃダメ?分かんない?」
白い手が、デコピンをした。
「オレは殺してないの。ただ、誤った道に進もうとしたのを阻止しただけ。」
「それって、どういうことですか…?」
「だから、秋風くんが、間違った道に進まないために、止めただけ。だから彼は生きている。たったそれだけ。」
このフードの男の言うことが信じられない。信じるのが怖い。
「…別に信じなくても良いぞ。メンドイだろ?」
「あ、あの…」
「ん?なに?」
「な、なにが目的なんですか…」
ちょ、直球すぎたかな?
「……Nのため。」
「N?」
「深入りはしないで。」
本能が、そう感じた。
「だからぁ、オレ、人殺ししてないから、な?」
「でもでもでも…!」
「ああウザ。一から千まで言わなきゃダメ?分かんない?」
白い手が、デコピンをした。
「オレは殺してないの。ただ、誤った道に進もうとしたのを阻止しただけ。」
「それって、どういうことですか…?」
「だから、秋風くんが、間違った道に進まないために、止めただけ。だから彼は生きている。たったそれだけ。」
このフードの男の言うことが信じられない。信じるのが怖い。
「…別に信じなくても良いぞ。メンドイだろ?」
「あ、あの…」
「ん?なに?」
「な、なにが目的なんですか…」
ちょ、直球すぎたかな?
「……Nのため。」
「N?」
「深入りはしないで。」