白猫少女×溺愛若頭
 
梨「気をつけるのよ?」

凛「何かあったらすぐ電話してね?」

 「わかってますとも」

お二方…そのせりふは

耳にたこがつくほど聞きましたよ

最後まで心配していた2人もいき

私達も飛行機に乗り込む

そういえば…飛行機って

乗ったことなかった  

 「すごい…」

秋「クス)初めてですもんね」

そうか…秋は引き取られた所で

一度乗ったことがあったんだ

やばい…なんか楽しみになってきた

それから何事もなく私たちは

南の四大極道と言われる速水組に

おじゃまさせてもらう

ここも和風ですごくいいなぁ

?「しばしお待ちを」

そう言って出て行ってしまった人

気になっていると白羽さんが

教えてくれた

白「篠塚さんですよ
  あの歳をして怖い方です」

怖い…方?あの人が…

うぅん違う…あの人は怖くない

柊「ここの組長も怖い方だと」

 「それは噂ですか?」

柊「はい、たしか」

そうか…ただの噂か…

 「クス)それは良かった… 
  見たこともない人を怖いなんて
  くだらぬ噂…それに…
  篠塚さんもそんな怖くは
  ありませんでしたし、
  その噂は外れていますよ?」

柊「クスクス)それは申し訳ありません」

私は噂が嫌いだ

見たこともない奴をその噂で信じる?

そんなのがいたら…たんなる馬鹿だ

?「失礼する」

入ってきたのは噂なんかとは

全くの真逆の人…とても…

ぬくもりが溢れている人だ

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