空から雨が降る日。【完】
空雨は二度も私から離れて行った。
だけどその離れがまさか、永遠のものになるなんて想像していなかった。
…私のせいで、空雨は。
そう考えるだけで吐き気が襲う。
「雫?」
「あ、ごめん」
「平気?」
「大丈夫だよ」
優子には、空雨…大切な人が亡くなったということまで伝えてある。
だって言えない。
きっとあの事を知ったら優子は最低と言うから。
だってそれは
私自身が最低だと、許せないと、思っていることだから。