君の心は俺のもの



車をかっ飛ばして行った

ドアを前に思い出した

俺の天敵ライバルがいたことを



弁当の為だ

チャイムをならした


ドアを開けて中に入れてくれた


瀬里が聞いたあの話は本当かと
だから俺は用意していた指輪を見せ

「どんな困難が待ち構えていようが瀬里の弁当で困難に立ち向かえる勇気を与えて欲しい」



「弁当だけの?」



「瀬里、これからもずっと笑顔を俺に向けて欲しい・・・結婚してくれないか?」



躊躇していたら後ろからジョンが
「にゃ~ん(いいよ)」と
光に飛び付いて喉を鳴らした



「ジョン、それ私の台詞」
と引き剥がそうとしたとき
光が顔近づけて瀬里にキスをした


「んで瀬里は?」


「ずっと一緒いたい光さんとずっと一緒いたい」と言った




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