不思議の国の物語。
あの切裂の二人は…。 無理難題を押し付け去っていった。 
時艱も,桜花…ううん。 Jも麻折もどこかへと言ってしまったのだろう。 その元の世界とやらで…。 あたしは…。 もう,信じない。 あたしは…ここで生きると決めたんだ。
「はぁあ…。 ま,頑張ってよ?」
と空から聞こえた気がした。 その声は…何故か母の声だった。



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