不思議の国の物語。
「!!! ねぇ黒戈、もしかして」

「もしかしてのもしかしてだな?」

「時艱に麻折っっ」

そう、この二人は。

不思議の国で知り合った仲間。

仲間。

「・・・ねぇ、おかーさんあたしのこと呼んだ?」

あ、そうだった。

娘の名も麻折だった。

「違うよ。 不思議の国の話で言っただろう?」

「わかったよ、あの麻折ちゃんね?」

「そうよ?」

「何ーっ、黒戈と燐火あたしの名前子供につけたのねっ」

「・・・いや、お前の本名は切裂 桜花だろ」

いつもどおりの麻折と時艱。

「たっはーそうだった」

「なぁ、なんでお前らはここの国に着たんだ?」

そう、一番聞きたかったこと。

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