Our Memories
涼介が行きたくても行けなかったS高。
涼介ならきっと制服似合うだろうな。
高校生になって制服デートするの夢だったんだけどなぁ。
でも1番悔しいのは涼介だよね。
涼介がいなくなってから私、自分が笑っていると涼介に悪いような気がしてた。
自分だけ楽しんでるのはなにか違うんじゃないかなって。
でもそれは違うと知った。涼介はそんなこと思うような人じゃないのは私が1番知ってる。
そう思ったら少し気持ちが楽になって微笑むことは出来るようになった。
きっと涼介は私の姿を見て微笑んでくれてると思うから。
S高では笑顔を絶やさずに頑張ろう。
S高の入学式の前日、私は眠りについた。