Those who met those lost(失ったもの、出会ったもの)

**友人の謝罪


次の月曜日から
優愛にどう接していいのか
わからずにいた。

すると、朝いちで
優愛がやってきた。
優愛は、瞼も腫れ上がり
目は、真っ赤だ。

「杏っ‥‥杏っ‥ごめん
ごめんなさい。
杏を‥‥傷つけるつもりでは
‥‥‥‥‥‥‥‥」
と、言った。

私は、
「優愛、大丈夫だよ。
優愛。私こそ、ごめんなさい。
優愛の気持ちも気づかずに。」
と、言うと
ボタボタと涙が
優愛の目から落ちた。

杏は、優愛を抱き締めて
背中を擦っていた。

仕事開始になり
私は、部所に

優愛は、
「メイクを直して部署に行く」
と、言っていた。

私は、仕事はきちんとこなした。
また、優愛とは、ゆっくり話をしたいと
考えていたら、

優愛から、
上司に帰るように
言われたから
帰社します。

と、ラインが来ていた。

私も、
わかりました。
私の事は、気にせずに
ゆっくりしてね。

と、返した。


帰宅すると
リビングから
姉の怒鳴り声が
聞こえた。

声をかけようとしたら‥‥‥


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