家族の絆
ユキは祐一の話を聞きながら、言い出しにくそうにしていたが、祐一の話が途切れたところで、割り込んできた。
「祐一さんと本当に親しく話ができるようになって、岡山のご両親宛てに年賀状を認めたことがあるんだって!」
そんな話は親父さんたちからも両親からもついぞ聞いたことがなかった。『わたしたち夫妻は学もないし、地位みたいなものは全くないが、東京に一人住まいしている祐一君を自分達の息子のようにかわいがっているから心配しないでください』というような内容だったそうだ。ところが、祐一のお母さんから、『飲み屋の人にかわいがって欲しくはありません』というような返事がきたということだ。すごいショックだったそうだが、祐一には話さずじまいだったようだ。
「だから、祐一さんから大日本電気に入るという話を聞いたっきり、お店に来なくなって心配していたそうなの!」
「祐一さんと本当に親しく話ができるようになって、岡山のご両親宛てに年賀状を認めたことがあるんだって!」
そんな話は親父さんたちからも両親からもついぞ聞いたことがなかった。『わたしたち夫妻は学もないし、地位みたいなものは全くないが、東京に一人住まいしている祐一君を自分達の息子のようにかわいがっているから心配しないでください』というような内容だったそうだ。ところが、祐一のお母さんから、『飲み屋の人にかわいがって欲しくはありません』というような返事がきたということだ。すごいショックだったそうだが、祐一には話さずじまいだったようだ。
「だから、祐一さんから大日本電気に入るという話を聞いたっきり、お店に来なくなって心配していたそうなの!」