春、さくら、君を想うナミダ。[完]
あたしはすぐに後悔した。
なんで、こんな言い方しちゃうのかな。
彼に八つ当たりするなんて、まちがってる。
最低だって思うのに、止められない。
「ほっといて……」
「さくら……」
これ以上、何も聞かないで。
気持ちがついていかない。
あたしが悪いって、わかってるのに
頭と心のバランスがうまく取れない。
こんな自分が嫌で嫌で仕方がなくて。
大嫌いになる。
もう……やだ。なにもかも嫌。
「俺って、そんなに頼りない……?」