春、さくら、君を想うナミダ。[完]
それから、土日を挟んで3日が経った。
ハルくんと学校ですれ違うことも、目が合うこともなかった。
彼の姿を見かけるたび、あたしは隠れていたから。
彼があたしのクラスに来ることもなかった。
学校では、話さない。
他の生徒がいる前では、絶対に話さない。
それが、あたしからお願いした約束だから。
だけど、ハルくんはもう、
あたしと話すつもりもないのかもしれない。
会いたくないのかもしれない。