春、さくら、君を想うナミダ。[完]



誰もあたしに声をかけてはこなかった。



同じグループだった彼女たちのダンスは無事に成功したようで、



教室でもその話で楽しそうに盛り上がっていた。



あたしなんか、いてもいなくても関係ない。



誰も気にしない。



彼女たちにとっても、あたしにとっても。



あたしが参加しないことが最善だったに違いない。



これでよかったんだ。



あたしなんて、いないほうがいい。



邪魔者は……消えたほうがいい。
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