春、さくら、君を想うナミダ。[完]
「麦田さん?どぉしたのぉ?黙っちゃって」
「彼氏なんていないよ」
彼女たちの目を、
まっすぐに見ることができなかった。
「ホントにいないのぉ?それなら今度さぁ、合コンするから来てよ」
なんだ……そういうことか。
あたしを合コンに誘うために、
彼氏がいるかどうか聞いただけだったんだ。
あたしの考えすぎだった。
ハルくんと付き合ってることがバレたわけじゃなかった。
「い、行かない……」
「なんでよぉ。いいじゃん、彼氏いないなら来てよ」