春、さくら、君を想うナミダ。[完]



「ちょっといい?」



あたしはお母さんのそばに座った。



「いいわよ」



いつものように、そっけない言い方で返される。



なかなか言い出せずにうつむいたあたしは、ゴクリと唾を飲み込んで心を決める。



「お母さん……」



あたしはぎゅっと目をつぶる。



「あたし……学校に行きたくない」
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